2012年11月20日

エレジー


人間社会というものは、一方的には片付かないものだ。

善悪は共存し、幸不幸は共存する。
そして、生死も共存する。

人は、必ず死ぬ。

人が死ななくなったとき、
人生も地球も終わりだ。

2012年11月9日

畳に一寸のチリが積もっていようとも。


私は、女性の愛に対して飢餓感のようなものを抱いている男の人が好きだ。
構って欲しがる人が可愛くて仕方ない。

彼がそういう人なのかと聞かれてもそうとは断言出来ないが。
彼の良さはソコばかりではないのだ。

もう何年生きるか、哀れな人間同士であってみれば、
なるべく仲良く一緒に、乗り掛かった船とあきらめて、死ぬまで信じあって生きてゆきたいものですね。

それには、もっとお互いに愛情の技巧に気を付け、電車に乗るときには一緒に掛け、

腕を組んで野山を歩き、月や花を愛し合い、時には立った接吻を交わし、夜の愛撫にも慰めあい、いたわり合い、
お互いのよろこびの源泉をふかくし、お互いのよろこびを教え合い、ヤキモチを妬かず、深く信じ、

事破れた時には率直に、なつかしい昔の夫婦だったという立場から相談し合うことに致しましょう。

大切にしていきたいです。

2012年11月1日

社会秩序から逃げ出したい


「あゝ、然うだね、」と納得はしたものの、まだ何だか、不心服らしい顔色で…。

そういうものなのですよ。
誰も何も言えやしないのです。


最近気が付いたのだけれど、
私は自分が思っている以上には皆様の言う“普通”ではないかもしれないが、
皆様が思っているよりは“普通”です。

色々と世間体は悪い人間かもしれないですけれども、
—いえ、何せ、あなたと変わりませんよ。

ただ、先日ステレオタイプな日本人の父親と話していて、
自分が世間一般からは若干ですが、外れた価値観の持った、所謂マイノリティーな人間であると知ったのです。

どうりで生き辛いわけですよ。

理解されない悔しさは何者にも代え難いのですが、
それも一つの考えなのだなと理解する努力をするしかないのですよね。

2012年10月13日

救いようの無いロマンチスト


フと、
年始の記憶を朝方の雨に執拗に重ねながら、
彼の顔に不安な眼差しを向ける私を、彼は黙って見返す。

いつだってそうだ。
情痴のはてのうつろなうたた寝の頃になれば、私は、いつだって不安で仕方が無い。

『生きたい』と、以前よりも思えるようになったのに
どうしてだか結局、静寂に溶けていきたい。

もう、二度と会えないかもしれないからいつだって心底愛している。

冷たい空気の中で、小さな生を確かに感じながら消えたい。





2012年10月2日

えも言われぬ不安感


毎日カフェへ行き本を読むのが無駄遣いだとはこれっぽっちも思わないし、
私からしたらライブへ行くのと同等、若しくはそれ以上に有意義でしあわせな時間なわけだ。

つまり、此が散財の理由だったということ。

そりゃあ不安にもなる。私にはいっさいの心理学の知識がない。
残念なことに、勉強をしても何をどうしたら良いのかがわからないのだ。
自殺したい人をどう救うのだ。
もう混乱するばかりで、しあわせな時間があっても全うな人間として生きていける気がしないので、いっそ死んでしまった方がましだ。
ともすれば、私はそんなことを考える。
併し、そんなあたしにも命を惜しむ本能だけは備わっていたと見えて、
十九歳の今日が日まで『死ぬ死ぬ』といいながら、つい死にきれず生き長らえているのでした。

が、まだ十九。
所詮十九歳。

—もう十九歳。

怖い。
目先の欲ばかりに手を出してられないのだ。