2012年8月16日

春昼


否、結構ですとも。
恋で死ぬ、本望です。
此の太平の世に生れて、戦場で討死をする機会がなけりや、おなじ畳の上で死ぬものを、憧れじにが洒落ています。

灼熱の太陽の下、
息が止まるような恋をしているのです。


子供のような彼を、
どうか彼を、
悲しませることがありませんように。

仕合せでありますように。

素敵な友人に恵まれた彼に、
どうか—。

0 件のコメント:

コメントを投稿