所在も知らないまま
気がつけば、独りが苦ではなくなってきた。
寧ろ大抵の大人は、それが当たり前のことなのでしょうけれども…。
独りといっても人間関係うんぬんに留まらず、
社会に世界に置いていかれているような。
そんな気分です。
勿論、呼吸をしている。
今此処に私は存在している。
体温も相変わらず35度を保っている。
そんなことは解っている。
今の私が在るのは過去があるからであり、
過去から受け継いだ遺伝子に組み込まれている何かのおかげであったり。
昨日のこと、今この瞬間全てが私の過去となり私を構築する。
全てがこの世の過去となり、それらはこの世を構築する。
生命の本質が遺伝子を介して伝播する情報だとするなら、
社会や文化もまた膨大な記憶システムに他ならないし都市は巨大な外部記憶装置なのです。
今の状況に満足いかないのであれば、
接し方や、化粧、服装を変えてきたように
状況に応じて記憶を変えるまでだと思うのです。
とどのつまりは、変わらないといけない。
ということ。
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