2012年1月21日

開いて始まるの



二千十二年。


一月一日。
宵の苦悩に苛まれながら
四時頃、私は手首を切っていました。


覚醒と共に机の上のカッターを握りしめていました。


悲しいことなど何も無かった。




只々、
いつもと何一つ変わらない一日でした。

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